【納入事例】救助袋

救助袋の納入事例です。
救助袋とは、火災や地震によって普段使用している階段から避難が困難な場合に使用する避難器具の一種です。
垂直式と斜降式があり、今回は3階に垂直式、4階に傾斜式を設置しました。

納入場所:川崎市宮前区某所
納入年月:2017年7月

上の階が傾斜式 下の階が垂直式の救助袋です

垂直式のメリット
・斜降式に比べ、場所をとらず迅速に避難できる
・地上側での固定が不要なので1人でも使用、操作が可能
・袋の内部がらせん状になっており、秒速4m以下で連続降下も可能
垂直式のデメリット
・垂直に降りるので恐怖心を感じる場合がある
・長期間使用していないとらせん状の部分が収縮し、避難に時間がかかる場合がある
⇒しかし、一度中に入ってしまえば外側は見えないため恐怖心を感じにくく、
1人が通過して避難すれば収縮していた袋が広がるので時間はかかりません。

斜降式のメリット
・滑り台式になっているため、次々と滑り降りることができ、避難を円滑に行うことができる
斜降式のデメリット
・地上側での固定が必要なため、一人で使用できない(最低でも2人での使用、操作が必要)
・斜めに降りるので、大きなスペースが必要

取付完了した状態です。
施行中状況
施行中状況
収納状態です
救助袋の設置開始
上の階が傾斜式 下の階が垂直式の救助袋です(正面から)
傾斜式専用の埋込固定金具